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医療ダイエット

2022.7.26

脂肪冷却に副作用はある?その安全性について徹底解説

脂肪冷却は、美容外科などの医療機関やサロンなどで施術されている痩身治療のことです。

メスや針といった道具を使わないことから負担が少ないとされている方法で、皮膚や血管などの組織にダメージを与えない方法です。

部分痩せなどのメリットもあり、注目のダイエットといえるでしょう

しかし、その反面安全性や副作用といったものが気になるという方も多くいます。

そこで今回は、脂肪冷却とは何かを解説し、その副作用や安全性について解説していきましょう。

改めて知りたい脂肪冷却とは?

脂肪冷却とは、文字通り脂肪を冷却して脂肪細胞を破壊することでダイエット効果を狙う方法です。

部分的に行えることから二の腕(上腕)や太ももの部分痩せに効果が期待できます。

ここでは副作用について知る前に、脂肪冷却の原理と具体的な方法、部分痩せを含めたメリットについて解説しましょう。

脂肪冷却の原理は、水分と脂肪が凍る温度の違いを利用していることです。

水分は0度で凍ってきますが、脂肪は4度で凍り始めます。

つまり、氷点が水分より脂肪の方が高いのが特徴です。

これによって体を冷却していくと、脂肪の方が先に凍り始めるので、水分に影響を及ぼす前に脂肪分を凍らせて、その細胞を破壊することが可能になります。

一度凍った脂肪細胞は常温に戻っても機能せず、老廃物として排出されることから脂肪細胞の数を減らしてダイエットにつなげられるというのが脂肪冷却の原理です。

具体的な方法としては、部分痩せしたい場所に機械を使用して脂肪冷却を施すもので、主にプレート式とカップ式による方法があります。

プレート式は、脂肪冷却を行うプレートを体に設置していきバンドなどで固定します。

そしてプレートから冷気を出して部分痩せしたい場所を冷やす仕組みです。

プレート式は、複数の部分を同時に施術できるので、一度に部分痩せを狙いたい場合に適しています。

カップ式は、痩せたい部分にカップの形をしたアプリケーター(圧着させる端子のようなもの)を当てながら脂肪吸引しつつ脂肪冷却を行う方法です。

施術できる範囲は狭いものの、脂肪吸引も同時に行えるため、ウェストやお腹周りに適した施術といえます。

このような機器を駆使して脂肪冷却を行っています。

最後に脂肪冷却のメリットとしては、メスや麻酔を使わない、部分痩せできる、そしてリバウンドしにくいといった点が挙げられます。

使う機器がパッドまたは吸引カップを使うだけなので、身体を切ったり、麻酔を注射したりといったことをしなくても済みます。

身体を傷つけたくない、麻酔は抵抗があるという方にとって、メリットが大きいといえるでしょう。

また、ダウンタイムも短いので、仕事をされている方は週末にも気軽に施術できます。

部分痩せが期待できるのは脂肪冷却の最大のメリット言えるでしょう。

機器を当てた部分だけ痩せられるので、気になるところだけを補足したいといった希望にも応えられます。

全身痩せには不向きな面もありますが、部分痩せを狙って施術するのに最適な手段の一つです。

脂肪細胞自体を破壊するのでリバウンドもしにくい点もメリットです。

一般的なダイエットは、どうしてもリバウンドのリスクがありますが、太る原因を改善する脂肪冷却は、リバウンドのリスクも少なめです。

こういったメリットがあるので、脂肪冷却は多くの方に支持されています。

では、気になる副作用や脂肪冷却の安全性について解説していきましょう。

気になる脂肪冷却の副作用とは?

どんなに有効な治療法にも副作用があるように、脂肪冷却にも副作用があります。

それは次の4つですが、すべての方に出るわけではないということを知っておきましょう。

脂肪冷却は、非常に冷たい冷気を当てるので、まれに凍傷ややけどを引き起こすとされています。

たしかに水分は凍らないものの、肌にはある程度負担がかかることも少なくありません。

特に肌トラブルを起こしている場所に施術すると発生しやすくなるため、事前に診察やチェックを行って施術可能か、確認しています。

気になる方は敏感肌であることや皮膚が弱いことを事前に伝えておくと、施術方法の変更など、より安全な施術が可能です。

脂肪冷却を行うと赤みやあざが出てしまうことがあります。

これが悪化して黒ずみが出るケースも見られます。

ただ、これは非常に珍しいケースなので、まず発生しませんが、頭の隅に入れておきましょう。

筋肉痛や内出血を起こすこともあります。

特にカップ式の脂肪冷却では、吸引によって皮膚や脂肪を引っ張るため筋肉や皮下組織を刺激します。

これらの刺激によって筋肉痛が出てしまったり、内出血が起こる場合もあるのです。

筋肉痛はダウンタイムに見られやすいですが、内出血はそこまで頻繁に起こるものではありません。

発生確率は、1%にも満たないとされていますが、ごくまれに脂肪細胞が逆に増殖してしまうこともあります。

脂肪冷却で脂肪細胞を破壊すると、防衛反応で脂肪細胞が増殖するというものです。

基本的にはありませんが、理論上は起こりうることなので、副作用として知っておきましょう。

このように、発生確率は低いもののさまざまな副作用が挙げられます。

慎重に施術を受ける場合は、行事やイベントを予定している方は、別の日程で施術を受けたり、余裕を持って脂肪冷却の施術を予約するのがおすすめです。

副作用があっても脂肪冷却の安全性は高い?

副作用について説明しましたが、脂肪冷却は安全性が高い施術です。

その理由として次の点が挙げられます。

基本的に脂肪冷却で用いられる機器は、ほとんどが厚生労働省の認可を受けているものです。

つまり、知識を持った専門家であれば安全に使用できるうえに、効果も期待できるというお墨付きがついているのです。

これによって脂肪冷却に使われる機器は安全なものがほとんどなのです。

ただ、認可を受けていない海外の最新機器のようなものもあるので、気になる方は事前に確認しておきましょう。

脂肪冷却は全ての方が利用できるわけではありません。

実は次の方が利用することは推奨されていないのです。

これらの方の他、ニキビがひどい部位だったり、かぶれなどがあったりといった場合は、カウンセリング時のチェックで別の施術を提案されたり、脂肪冷却の施術を断られます。

一見、いじわるのようにも見えますが、少しでも副作用が出る可能性を下げるための努力といえるでしょう。

脂肪冷却はエステサロンでも受けられます。

これは、極論をいえば脂肪冷却自体がそこまで危険なものではないという意味でもあります。

仮に危険なものであれば、医療資格を持った専門職が集まる医療機関でしか利用できません。

そういった点で安全性があるという解釈もできるでしょう。

そもそも薬剤の使用や皮膚の切開といった施術ではなく、冷気を使っただけの施術という点で安全です。

薬剤や手術は基本的に必ず副作用があり、厳密な管理で利用されています。

しかし、脂肪冷却は危険な薬剤を使用したり、手術で体を傷つけたりといったことをしないので、体への負担はかなり少ない部類になります。

そういった点でも安全といえるでしょう。

このように脂肪冷却は、機器自体や施術する側の努力によって安全性が保たれています。

まとめ

脂肪冷却は、パッドやカップを当てて脂肪を冷やし、脂肪細胞も破壊する施術です。

これによって部分痩せが期待でき、リバウンドしにくいダイエット効果が期待できます。

副作用として肌のトラブルなどがありますが、今回紹介したいさまざまな試みによって安全性が確保されています。

薬剤や手術とは違ったダイエット方法なので、興味がある方は一度カウンセリングを受けてみましょう。

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